【画像あり】 富士山 樹 空 の 森 話題のバズ動画・画像 #708
混雑する富士山を避けて「ふもと」へ?2026年に『富士山 樹空の森』がファミリーやソロキャンパーの聖地となった理由
富士山 樹 空 の 森は、今や単なる地域の公園ではない。オーバーツーリズムが叫ばれる富士山周辺において、混雑を回避しながら大自然を満喫できる「オルタナティブ・スポット」として急激に注目を集めている。2026年、観光のあり方が「登る」から「ふもとで過ごす」へとシフトする中、この施設が果たす役割は想像以上に大きい。
御殿場市に位置するこの広大なエリアだが、実は週末になると県外ナンバーの車で駐車場が埋め尽くされる。人々が求めるのは、富士山の圧倒的な借景と、混雑とは無縁の開放感だ。SNSでも話題の富士山 樹 空 の 森は、単なる中継地点ではなく、旅の目的地そのものへと進化を遂げている。
富士山登山規制がもたらした「ふもと観光」への大シフト

2026年現在、富士山の山頂を目指す登山ルートは事前予約制や通行料の義務化が定着し、かつてのような「思い立ったら登る」スタイルは難しくなった。この変化に伴い、観光客の視線は一気に山麓へと向いている。
その受け皿となっているのが、富士山の豊かな自然を五感で体験できる施設だ。標高約600メートルに位置するこの場所からは、遮るもののない雄大な富士の姿を仰ぎ見ることができる。登山をしなくても、十分にそのエネルギーを感じられる場所として、新たな価値が再発見されているのだ。
子どもからシニアまで熱中する「パークゴルフ」と巨大遊具の魅力

ここを訪れる人々のお目当ては多岐にわたるが、特に人気なのが国際パークゴルフ協会公認の本格的なパークゴルフ場だ。全18ホールにおよぶコースは、富士の傾斜を巧みに利用した設計で、初心者からベテランまで本気で遊べる。
一方で、ファミリー層を引きつけてやまないのが、広大な芝生広場と一体化した冒険遊び場だ。スリル満点の長いローラー滑り台や、アスレチック遊具は子どもたちの歓声で常に賑わっている。親はレジャーシートを広げて富士山を眺めながらくつろぎ、子どもは泥だらけになって走り回る。そんな昭和的な、しかし今や贅沢となった時間がここには流れている。
自衛隊ヘリの展示も?男の子ゴコロをくすぐるユニークな展示エリア

この施設のユニークな点は、自然豊かな公園でありながら、どこかミリタリーやテクノロジーの要素が融合している点だろう。敷地内には、実際に使用されていた陸上自衛隊のヘリコプター「UH-1H」が展示されており、間近でその迫力を体感できる。
御殿場という土地柄、自衛隊の駐屯地が近いことも関係しているが、この無骨なヘリコプターと美しい富士山のコントラストは、他では見られない独特のフォトスポットとして若者たちの間でも静かなブームを呼んでいる。
隣接する温泉施設「御胎内温泉」との黄金ルートで1日中遊び尽くす
たっぷり体を動かした後に待っているのが、隣接する「御胎内温泉健康センター」への移動だ。歩いてすぐの距離にあるこの温泉は、富士山の噴火によってできた溶岩隧道「御胎内」のすぐ近くに湧き出る天然温泉である。
露天風呂から見上げる富士山と、美肌効果があるとされるアルカリ性単純温泉の湯は、遊び疲れた体を芯から癒やしてくれる。この「遊ぶ・食べる・温泉に入る」がシームレスに完結する動線こそが、リピーターを増やし続ける最大の理由だろう。
2026年のサステナブル・トラベルを体現する場所へ
単に消費される観光地から、地域と共生する持続可能な観光地へ。このパークでは、地元の農産物を販売するマルシェや、富士山の生態系を学ぶワークショップが定期的に開催されている。
ただ景色を見て終わりではない。富士山の歴史を知り、その恵みをいただき、自然を守る意識を持つ。そんな新しい時代の旅のスタイルが、この緑豊かな広場で静かに、しかし確実に形作られている。 (出典: 富士山 樹 空 の 森(Yahoo!ニュース))